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コナン映画&動画「時計じかけの摩天楼(1997年公開)」

2018年6月18日

1997年公開「名探偵コナン 時計じかけの摩天楼」は、コナンの歴史にも残る劇場版シリーズの第1弾。

次々と起こる爆破事件、犯行の目的は?犯人は?

蘭の絶体絶命大ピンチのクライマックス、スリルもドキドキもある見所満載の本作品を、内容だけでなく主題歌・監督・犯人についてもネタバレと感想をまじえながらまとめてみました♪

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コナン

「時計じかけの摩天楼」内容・あらすじ


黒川邸で起きた殺人事件を解決した数日後に、森谷帝二という有名な建築家から工藤新一宛にパーティの招待状が届きます。

新一としてパーティに参加することのできないコナンは、小五郎を自分の代理として立て、蘭と共にパーティに同席することにします。

蘭はそのパーティに参加する代わりに、新一の誕生日の前日にデートをする約束を取り付けます。

そしてデート当日、蘭が機嫌よく出かける一方で、何者かによってプラスティック爆弾用の火薬が盗まれ、新一の元に犯人から爆破予告の電話が・・・!?

次々と起こる爆破事件、少年探偵団までもが巻き込まれ、コナンは負傷して病院に。

完全に犯人の思うツボになってしまう中、ついに蘭が絶体絶命の大ピンチに追い込まれ…!?

果たして犯人 を突き止め、爆破事件に終止符を打つことはできるのか!!

中の人

赤と青のコードがキーワードに!超名作!!

映画「時計じかけの摩天楼」の主題歌


(出典:Amazon)

主題歌の『Happy Birthday』は歌手の杏子にて歌われている曲で、作詞・作曲をスガシカオ、編曲を間宮工が手掛けています。

作中にもあるように、5月4日は新一の誕生日ですから、蘭が新一の誕生日を祝う曲でしょうね。

誕生日といえばおめでたいことですが、どこか切ない印象の残る曲になっています。

届きそうで届かない、届けたいけれど届かない、会いたくても会えない、そんな新一と蘭の関係性が滲み出ているように感じますよね!

残された貴重な3分間を、もしかしたらもう会えないかもしれないという切ない思いを込めながら、ドア越しに「ハッピーバースデー、新一。」と誕生日を祝うエンディングにとてもマッチしています。

映画「時計じかけの摩天楼」の監督


(出典:Wikipedia)

本作品の監督はこだま兼嗣(こだまけんじ)氏(1949年生まれ)。

もともとアニメーターとして活躍されていたそうですが、演出の世界にも興味をもち監督業を始めたんだとか。

名探偵コナン以外にも数々のヒット作品を生み出しているようですが、本作品が本格劇場デビューとなったようです。

名探偵コナンではテレビ版の放送から2002年まで監督を務められていた方になります。

劇場版でも『時計じかけの摩天楼』から『迷宮の十字路(クロスロード)』までの、なんと7作品の監督・絵コンテを務められました。

監督作にはロングシリーズが多く、作品終了もしくは降板のあとは、数年に渡り表立った活動を見せないことが多いそうです。

こだま監督の演出は素晴らしく、また劇場版の監督として戻ってきていただきたいですね^^

「時計じかけの摩天楼」の犯人は!?ネタバレ注意


コナンの解決した黒川邸の放火犯を名乗る人物から電話がありますが、変声器を使っておりこの時点では犯人の予想は全くつかないですね。

しかしコナンは少しずつ、解決の糸口となるのは「建物」ではないかということに気づき始めます。

それも何故か森谷氏が設計したものばかり・・・。

普通に考えたら、まさか自分の設計した建物を爆破するなんて考えられませんよね!

紳士的な森谷氏ですが、建築家としては非常に熱く、特に左右対称をこよなく愛するようでした。

特に自身の設計した左右非対称な建物を語る時は、怒りを露わにしていました。

そのことからも連続爆破事件で、森谷氏の設計した左右非対称な建物が次々と狙われていることを見抜きます。

そしてかつて森谷氏の進めていた西多摩市ニュータウン計画を白紙にする要因となった新一への恨みから、新一を事件に巻き込む結果となってしまったのですね。

犯人の森谷氏はあのモリアーティをモデルにしているとのことで犯人にぴったりの人物でしたね!

モリアーティといえば、シャーロック・ホームズファンにはたまらない人物像♪

建築家としてのプライドが巻き起こした事件!

推理漫画ならではの作品となる伏線が伏線を呼ぶ記念すべき第一作として、最高の幕開けでした♪

コナン映画「時計じかけの摩天楼」まとめ


劇場版の中でも理解不能な動機で大勢の人たちを危険に晒しましたね。

次から次へと起こる爆破を阻止しようと、追いかける展開がスピーディかつスリル満点でした!!

犯人逮捕後も一番大きな爆弾が蘭の待つ米花シティビルに仕掛けられており、爆弾の解体をはかるも赤と青のコードが残り、どっちを切るか…。

間違った方を切ればお陀仏ですし手に汗を握るクライマックスでした。

推理漫画なんだけど、推理だけじゃなく、新一と蘭の恋模様にもドキドキな展開がある本当に名作だと思います♪

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