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コナン映画&動画「銀翼の奇術師(マジシャン)(2004年公開)」

2018年6月18日

映画「名探偵コナン 銀翼の奇術師(マジシャン)」は名探偵コナンの劇場版シリーズ第8弾!

コナンの宿敵・怪盗キッドから突如届いた予告状。

キッドのトリックに翻弄されつつも、全力で宝石を守ります。

そして、大空を舞台に起きた殺人事件…。

犯人を追い詰めた後も事件は終わっていなかった…。

果たして、コナンは狙われた宝石を守りきれるのか?

乗客全員の命をかけた闘いの運命は…!?

怪盗キッド大活躍の本作品を、内容だけでなく主題歌・監督・犯人についてもネタバレと感想を交えながらまとめてみました。

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コナン

「銀翼の奇術師(マジシャン)」内容・あらすじ


ある日、小五郎のもとに、運命の宝石であるスターサファイアを怪盗キッドから守ってほしいという依頼が入ります。

暗号じみた予告状を持ち、探偵事務所を訪れたのは舞台女優の牧樹里。

早速捜査を開始した小五郎とは別に、コナンは独自に捜査を始めます。

そして予告通り、牧の舞台の日、変装した姿で現れたキッド。

コナンは何とか宝石を守り抜きますが、あと一歩といったところでキッドを逃がしてしまいます。

宝石を守ったお礼として、コナンたちは樹里の別荘に招待されますが、別荘のある函館に向かう飛行機の中で殺人事件に遭遇してしまい…。

そして機長・副操縦士が突然意識不明の重体に…!?

上空で次々と降りかかる試練。乗客の命をかけた空の旅。

果たして、殺人事件を解決し、無事飛行機を着陸させることはできるのか!?

そしてコナンとキッドの闘いの行方は…!?

映画「銀翼の奇術師(マジシャン)」の主題歌


(出典:Amazon)

本作品では、愛内里菜の歌う『Dream×Dream』が主題歌となっています。

作詞を愛内里菜、作曲を徳永暁人、編曲をcorinが手掛けています。

本曲は愛内が初めて出した映画の主題歌となっています。

バラード調の歌い出しから始まり、サビに近づくにつれ輝かしく明るいリズムに変わっていくメロディは、地上を飛び立ち、勢いをつけて上空を飛ぶ飛行機のようです!

飛行機に乗る人は、大切な取引だったり、大切な人との約束だったり、計り知れない夢や希望を抱えてらっしゃいますよね。

『Dream×Dream』という曲名からもとれるように、乗客の夢を届けること、それが飛行機の役割です。

これから先に感じるきらめきや胸の高まりは、明るい未来に向けて踏み出したということを表しているのではないでしょうか。

前向きで明るくリズミカルなラブソング、一度聴くと耳から離れません!

映画「銀翼の奇術師(マジシャン)」の監督


(出典:MyAnimeList.net)

初代劇場版から監督をつとめられてきたこだま兼嗣に代わり、本作品から山本 泰一郎(やまもと やすいちろう)氏が監督をつとめることに!

山本監督はアニメーターとしての活躍を経て演出家になられたようです。

映画監督としては『CAT’S EYE』の作品を生み出しておられます。1998~2003年、そして2012年~現在はコナンのテレビアニメの監督をされています!

第7作までの劇場版に比べると、ミステリー要素よりも怪盗キッドのトリックに踊らされるドキドキした展開が演出されているように感じました。

序盤から、キッドとコナンが睨み合い、かっこよく華麗な動きをするキッドに、胸の鼓動はおさまりません!

キッドファンの心を鷲掴みにする演出が多くありましたよね^^

終盤に差し掛かり、絶体絶命のピンチの中で、今まで闘ってきたキッドが、乗客の命を救うためコナンと協力し合う姿。

最初から最後までキッドの魅力がしっかり伝わる作品になっていました♪

現在はテレビアニメの方での山本監督の演出が楽しみですね!

「銀翼の奇術師(マジシャン)」の犯人は!?ネタバレ注意


函館に向かう途中の飛行機で、牧は何者かに毒殺されてしまいます。

彼女が飛行機で耳抜きをすることを利用し毒殺した犯人…。

それは・・・

ヘアメイク担当の酒井なつき!

彼女はハリウッドの夢を牧によって閉ざされ、その復讐としてメイクに毒を混ぜたのです。

大きな夢を持っているにも関わらず、彼女自身の未来をつぶしてしまう犯行でした。

一方、牧の舞台で宝石を盗むことなく退散したはずのキッド…。

これはコナンたちを油断させる作戦で、ある人物になりすまし機内にまぎれ込んでいたのです!

そんな状況の中で、毒の付着する牧の指に触れ、その手でチョコを食べた機長と副操縦士までもが意識を失い操縦不可能に…!?

大勢の乗客の命をのせた機内で絶体絶命の大ピンチが襲いかかります。

そこですぐさま舞台俳優であり乗客の新庄功(しんじょういさお)とコナンが操縦席へ!


「え!?小学生を副操縦席に座らせるの?」
と思いきや、さすがはコナン!新庄はキッドの変装であることを見抜いたのです!

すぐに捕まえたいところですが乗客の命を救うことが最優先と考え、キッドと協力し操縦を続けます。

毒を仕込み1人の命を奪う犯行が、ここまでの大事件に繋がるとは…。

しかしキッドは助かる術はないと思ったかのように、ハンググライダーで逃げてしまいます。

操縦は蘭が変わることになるのですが、乗客の命を握っているという重大な責任に気づき絶望!

がしかし、新一の声で電話をかけてきたコナンの言葉により我にかえり、園子と一緒に操縦桿を握ることに。

なんとキッドは真っ暗な埠頭にパトカーを整列させ、光の道筋を作る働きかけをしてくれていたのです♪

その希望の光をめがけハンドルを握る蘭。

果たして飛行機は無事に着陸することができるのか!?

キッドがまさか裏切った?!と思わされる展開にハラハラドキドキでしたが、さすが怪盗キッド!

あの熱い展開にドキドキしましたね!

コナン映画「銀翼の奇術師(マジシャン)」まとめ


大空を舞台に繰り広げられるストーリー。

キッドからの挑戦や機内で突如起きた殺人事件、今までにない大勢の乗客を対象としたパニックに見応えのある作品でした!

そしてキッドの魅力をギュッと詰め込んだ本作品。

またしてもコナンたちの危機を見過ごさず手を差し伸べてくれましたね!

怪盗と探偵というライバル関係にあるコナンとキッドが味方になる場面は、とても頼もしく感じました!

犯人を追い詰めた後も事件は終わらず、勇気ある蘭の操縦は本作品の大きな見所です!

ハラハラドキドキの空の旅。

キッドファンならずとも、見逃せない作品です!

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